iveのレイちゃんは日本人だからあまり人種差別に敏感じゃないのにゃ
だから気軽な気持ちでいっちゃったのかにゃ？
韓国の人気ガールズグループIVEのメンバー、レイが行った発言が、人種差別的なステレオタイプに関連するとして大きな議論を呼んでいます。
特に、英語圏を中心とした海外のファンから多くの批判が寄せられ、レイ自身も後に謝罪を表明しました。
この出来事は、K-POPアイドルにとって文化的な無知や偏見がいかに大きな影響を及ぼすかを示す一例として注目を集めています。
IVEのレイが人種差別的発言？発言のきっかけ
問題が発生したのは、レイが行ったライブ配信の際でした。
この配信でレイは、自身のお気に入りのぬいぐるみ「ハローキティ」を紹介し、そのキャラクターを「日焼けキティ」と表現しました。
さらに、キティちゃんをヒップホップ風にアレンジしたとして「ギャングギャング」や「スカスカ」など、いくつかの言葉を使用しました。
レイの説明によると、彼女はキティちゃんにヒップホップ風の服を着せ、ラップをしているように見せたかっただけだったとされています。
しかし、この発言が英語圏の視聴者には、「日焼け＝ダークな肌色」と「ヒップホップ＝ギャングカルチャー」を結びつける、非常に問題のあるステレオタイプに見えたため、批判が殺到しました。
日本人感覚だと日焼けが人種差別発言になるなんて想像もしないのにゃ
IVEのレイの発言に対する批判と議論の広がり：無知と偏見が引き起こす影響
この発言が広まると、SNSを中心に多くのファンから批判の声が上がりました。
特に、英語圏のファンの間で、レイの発言が人種的なステレオタイプに基づいているという指摘が相次ぎました。
例えば、「日焼けした肌とヒップホップやギャング文化を安易に結びつけるのはマイクロアグレッションだ」「こういったステレオタイプにうんざりする」といった声が上がり、レイの発言が無意識的であったとしても、人種差別的な問題を引き起こしていると指摘されました。
海外ファンの中には、レイが悪意を持って発言したわけではないと理解しつつも、「無知や偏見が積み重なることで、深刻な問題を引き起こすことがある」と主張する人も多くいました。
レイを人種差別主義者と断定するのは不適切だと感じるファンもいる一方で、彼女の発言が黒人文化やダークスキンに対するステレオタイプに繋がっていることを無視できないという意見も多く見受けられました。
あるファンは、こうしたアイドルの発言が繰り返されることで、「K-POPのヒップホップ文化への接し方が表面的であり、根本的な文化理解が欠如している」という批判を展開しています。
ヒップホップ文化がしばしば黒人の歴史や経験に基づいている中で、それを単にファッションやステレオタイプで表現することは非常に無責任だと感じる人が多いのです。
this is why kpop idols getting inspired by hiphop always feels inauthentic, the first thing that comes to their mind is either harmful stereotypes or surface level clichés
日本語訳：KPOPアイドルがHIPHOPにインスパイアされると、いつも不真面目な感じがするのはこのためだ。
IVEのレイの謝罪と反響
God I’m so thankful for how sincere and seriously she took this. We love you rei 🫶🏼 https://t.co/dMeX1ak5Mv pic.twitter.com/zcKPnm5mnV
— Cassie ୨୧ (@reikkomia) July 31, 2024
先日のライブストリームをモニターしていた際、DIVEにお披露目したい人形を紹介している最中に、意図せず不適切な発言をしてしまったことに気づきました。
ライブストリーム中に不適切な発言をしてしまったことに対し、全責任を負い、傷ついた方々に心よりお詫び申し上げます。
今後は自分の発言とそれがDIVEにどのような影響を与えるかを意識し、DIVEに幸せだけをもたらすことができるよう、より責任をもって最善を尽くします。英語が苦手なので韓国語で書いてしまい申し訳ありません。
- レイ
批判が高まる中、レイは自身のSNSを通じて謝罪を発表しました。彼女は、「意図せず不適切な発言をしてしまった」と認め、傷ついたファンに対して深く謝罪しています。
また、今後は自分の発言や行動がファンに与える影響について責任を持つとし、「幸せだけを届けられるよう努力する」と約束しました。
i believe this more of a case of harmful stereotypes and prejudices set on black people that these idols are too blissfully ignorant about to be educated on..I’m never going to be someone to defend an idol’s ignorance but I would like to defend Rei’s character. She’s not a malicious person and I think she’d be genuinely horrified to realize her words have hurt people in any way. Give her a chance to learn before assuming the worst.
日本語訳：アイドルの無知を擁護するつもりは毛頭ないが、レイの人格は擁護したい。彼女は悪意のある人間ではないし、自分の言葉が人を傷つけたと気づいたら、心から恐ろしくなると思う。最悪の事態を想定する前に、彼女に学ぶ機会を与えてあげてほしい。
now do i think rei meant anything malicious or harmful by this? no. .
日本語訳：私は、レイが何か悪意や害意があったとは思わない。
この謝罪に対して、ファンの反応は様々でした。多くのファンはレイの謝罪を受け入れ、彼女が意図的に人種差別的な発言をしたわけではなく、無知が招いた過ちだったと理解を示しました。
あるファンは、「彼女が悪意を持って発言したわけではなく、今後学び、改善するチャンスを与えるべきだ」と述べ、教育と理解が重要だと強調しています。
しかし、一部のファンは、K-POPアイドル全体に対する文化的な無知と偏見の問題が根深いと指摘しています。
彼らは、「何度も同じような問題が繰り返されていることを考えると、業界全体での教育が必要だ」とし、アイドルが国際的な舞台で活動する以上、異文化に対する理解を深める努力が欠かせないと訴えています。
KPOP業界の無知と偏見が引き起こす危険性？
今回の件は、無意識的な言動がどのように文化的偏見やステレオタイプに繋がるかを改めて浮き彫りにしました。
特にK-POPというグローバルな音楽ジャンルでは、ファン層が多様であるため、アイドルの一言一言が大きな影響を与えることになります。
ファンが異なる背景を持つため、発言の文脈や背景が誤解されることも少なくありません。
レイの発言は、特に黒人文化に関連するステレオタイプを刺激したため、問題視されました。
ヒップホップやギャング文化は、単なるファッションやイメージの一部ではなく、黒人の歴史やコミュニティの経験に根ざした文化的表現です。
そのため、安易にギャングやヒップホップのイメージと結びつけることは、文化の浅薄な理解に基づいた無責任な行動と見なされる可能性があります。
多くのファンは、レイの意図が悪意ではなかったことを理解しているものの、無知が引き起こす結果の重大さを無視することはできません。
人種や文化に関する問題は非常に敏感で、特に世界中の多様な文化を共有するプラットフォームであるK-POP業界においては、細心の注意を払う必要があります。
今後の課題：K-POPアイドルの文化理解の重要性
今回のレイの発言は、K-POP業界全体にとっても重要な教訓となりました。
K-POPアイドルは、韓国国内だけでなく世界中のファンに向けて発信しており、その中には様々な文化的背景を持つ人々が含まれています。
そのため、アイドルが国際的なファンベースを持つ以上、異文化への配慮や理解が求められるのは必然です。
K-POPのアイドルはしばしばヒップホップやR&Bなど、黒人文化に影響を受けた音楽やスタイルを取り入れています。
しかし、その一方で、その文化の本質を理解していないという指摘も多く聞かれます。
表面的なイメージを拝借するだけではなく、背景にある歴史や意義を理解することが、これからのグローバルアイドルにとって欠かせないスキルと言えるでしょう。
教育の欠如がこのような問題を生み出している可能性が高く、業界全体での文化理解の強化が必要です。
アイドルたちが自らの影響力を理解し、世界中のファンに対してより尊重のあるコミュニケーションを取るためには、事務所やプロデューサーも含めた包括的な教育体制が求められます。
結論：学びと成長の機会
レイの謝罪と今回の出来事は、彼女だけでなく、K-POP業界全体が考えるべき重要な問題を浮き彫りにしました。
無意識的な偏見がいかに深刻な影響を及ぼすかを理解し、彼女がこの経験を通じてさらに成長していくことが期待されます。
ファンやメディア、そしてアイドル自身も、このような出来事を単なるミスとしてではなく、学びと成長の機会として捉えることが重要です。
